#04 災害・防災保存|β01
写真の防災対策|災害に備えて、大切な写真と思い出を守る保存方法
写真が手元にある今から始める、思い出のための防災準備
写真やアルバムも、防災の準備が必要です
地震や水害、火災などの災害では、建物や家財だけでなく、 家族の写真やアルバムも失われることがあります。
写真は生活に欠かせない物ではありません。 そのため、防災用品を準備するときには、 後回しになりやすいものの一つです。
けれども、災害が落ち着いた後に、 失ったことの大きさに気づく方も少なくありません。
「古いアルバムは、家に一冊しかない」
「写真をデータ化したが、同じ部屋に保管している」
「DVDに入っているので、これで安心だと思っている」
「家族は、写真の保存場所を知らない」
写真の防災で大切なのは、特別な設備を用意することではありません。
写真を一つの形、一つの場所だけに残さないことが、 思い出を守るための基本です。
まずは、特に守りたい写真を選びましょう
家にあるすべての写真やアルバムを、 一度に防災保存しようとすると大きな負担になります。
まずは、失いたくない写真から優先して、 少しずつ準備を始めましょう。
- 家族の節目が写っている写真
- 両親や祖父母から受け継いだ古い写真
- ほかに同じものが残っていない写真
- 子どもの成長記録
- 結婚式や卒業式などの記念写真
- 家族全員が写っている写真
アルバム一冊をすべて整理するのが難しい場合は、 特に大切なページや写真だけを選ぶ方法もあります。
写真を守るための基本は「分けて残すこと」
元の写真と、デジタル化した写真データを、 同じ場所にまとめて置くだけでは十分とはいえません。
自宅が被災した場合、写真も保存媒体も、 同時に失われる可能性があるためです。
元の写真やアルバムを残す
紙の写真やアルバムは、湿気や直射日光を避け、 できるだけ床から離れた場所へ保管します。
水害を考える場合は、低い場所や床に近い収納を避けることも大切です。
写真をデジタル化する
写真やアルバムを画像データとして残しておけば、 現物を失った場合にも、写っている内容を残せる可能性があります。
スマートフォンで撮影する方法もありますが、 大切な写真を長く残す場合は、傾きや光の反射を抑えて、 読み取りやすい状態でデータ化しておくと安心です。
データを複数の場所へ保存する
写真データは、パソコンだけ、DVDだけ、USBだけというように、 一つの保存先だけへ残さないことが大切です。
異なる保存方法を組み合わせることで、 故障や紛失、災害によってすべてを失う危険を減らせます。
おすすめは「3か所」に分ける方法です
写真データの保存場所は、次のように分けて考えると分かりやすくなります。
-
自宅で見られる場所
パソコンや外付けの保存媒体など、 日常的に写真を見返せる場所へ保存します。
-
自宅内の別の保存媒体
USBやDVD、別の外付け保存媒体などへ、 予備のデータを残します。
-
自宅から離れた場所
クラウドや、離れて暮らすご家族の家など、 同じ災害の影響を受けにくい場所へ保存します。
まったく同じ方法で三つ保存するよりも、 異なる媒体と異なる場所を組み合わせることが大切です。
紙の写真やアルバムを保管するときの注意点
デジタル化した後も、元の写真やアルバムを残す場合は、 保管場所を確認しておきましょう。
- 床や押し入れの最下段を避ける
- 水回りに近い場所へ置かない
- 湿気がこもりやすい場所を避ける
- 直射日光が当たらない場所へ置く
- 重い物の下へ置かない
- 持ち出しやすい量に分けて保管する
写真を密閉して保存する場合も、 写真自体に湿気が残っていないことを確認する必要があります。
長期間そのままにせず、ときどき保管状態を確認しましょう。
家族にも保存場所を伝えておきましょう
写真データが保存されていても、 ご本人以外が場所や見方を知らなければ、 将来見つけられないことがあります。
特にクラウドを利用する場合は、 ご家族が必要なときに写真を確認できるよう、 次の情報を整理しておくと安心です。
- 写真データを保存している場所
- フォルダやアルバムの名前
- 使用しているクラウドサービス
- 写真を見るための基本的な手順
- 困ったときの連絡先
パスワードは、人目につく場所へそのまま書くのではなく、 安全な方法で管理することが大切です。
写真データは、見つけられる形に整えましょう
写真をデジタル化しても、 ファイル名が数字だけで並んでいると、 どの写真か分かりにくくなります。
災害への備えとして残す場合も、 必要な写真を見つけられるように、 年代や行事ごとに整理しておくことが大切です。
- 年代ごとにフォルダを分ける
- 家族や人物ごとに分ける
- 旅行、入学式、結婚式など行事名を付ける
- アルバムの表紙や題名も一緒に残す
- 通し番号を付けて順番が分かるようにする
写真データは、保存するだけでなく、 誰が見ても内容と順番が分かる状態に整えておくことで、 家族へ受け継ぎやすくなります。
写真の防災チェック
現在の保存状態について、確認してみましょう。
- 特に残したい写真を選んでいる
- 大切な写真をデジタル化している
- 写真データを二つ以上の媒体へ保存している
- 自宅とは別の場所にもデータがある
- 紙の写真を床から離れた場所へ保管している
- 家族が写真の保存場所を知っている
- 写真の内容が分かるように整理している
- 保存したデータを定期的に確認している
すべてに当てはまらなくても問題ありません。 できることから一つずつ始めることが、 写真の防災につながります。
写真を安全に残すための関連ガイド
-
β02 クラウド保存
自宅とは別の場所へ写真データを残すための、 クラウド保存の利点や注意点をご紹介します。
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DVDへ保存した写真を長く残すために知っておきたい、 経年劣化や再生環境についてご紹介します。
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水や泥で汚れた写真を見つけたときに、 慌てず対応するための基本をご紹介します。
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大切な写真から、少しずつ備えを始めませんか
写真の防災は、家にあるすべての写真を、 一度に整理することではありません。
まずは、家族にとって特に大切な一枚や、 代わりのないアルバムから始めることができます。
写真が手元にある今のうちに、 元の写真、手元のデータ、自宅から離れた場所のデータというように、 少しずつ保存先を増やしていきましょう。
写真の防災保存に迷ったら、コンシェルジュへ
アルバムコンシェルジュでは、写真やアルバムの量、状態、 現在の保存方法、ご家族との共有方法などを伺いながら、 一人ひとりに合ったデジタル化と保存方法をご提案しています。
写真を画像に変換するだけではなく、 タイトルや通し番号を付けて整理し、 ご家族が見返しやすい形へ整えるところからお手伝いします。
サービス内容・料金、ご相談・お問い合わせは、 アルバムコンシェルジュ公式サイトでご案内しています。